固定残業代制での残業代

固定残業代制というのは、例えば月給32万円、ただし固定残業代として月に40時間分の8万円を含む、などというような制度のことで、月給の中に予め決められた時間数までの残業代が含まれているものです。

会社にとっては、予め決めた時間数までの残業であれば、社員に対して支払うお金は一律になりますので、いちいち残業時間数に時間単価を掛け算して算出する必要がなくなるというメリットがあります。

しかし、この固定残業代制は適切に運用するための条件がいろいろあり、実態として適切に運用されていないこともありますので注意が必要です。適切に運用されていない場合、それこそ所定労働時間を1分でも越えて残業した分は全て計算して給料に上乗せして払ってもらえるようなことになるかもしれません。

例えば、残業については時間数と金額の両方が明示されている必要があります。どちらか一方だけではいけません。残業時間数についても注意する必要があり、月に45時間を越えるような残業は例外的とされています。例外である以上、恒常的なものとして固定残業代制で設定することは適当でないと考えられます。

また、当たり前のことなのですが、固定残業代で決められている残業代は、1時間あたりその人の時間給の最低でも25%増しにしておく必要があります。これを明確にするためにも給料の固定残業部分は時間と金額を明らかにしておく必要があるのです。これらを満たしていないような固定残業代制は無効になうr恐れがあります。

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